【突然の電話そして自己破産 12】

Pocket

身体に障害があるのとは違い
記憶障害は見た目では
人にはわかりません

病気の後遺症のことを知らない
他社の人からは

「おたくの社長さん
いくら言ってもすぐ忘れるから・・」

「どうなってるの?おたくの社長!」

本当によく怒られました

何でも忘れてしまうので
何を言われても仕方がありません

かばう事も出来ず
ただ謝るだけでした

事情を知っている
他の会社の知り合いに相談した時に

「言われても、仕方ないんだよ

社長が病気の後遺症で忘れるなんて
そんな事 誰もかばってもくれないし

他の会社には関係ない事で

心配してかばうのは身内だけ
可愛そうに思うのは身内だけで

他の会社の人には
そんな事は関係ないんだから」

そう言われました

冷たく聞こえるその言葉は
本当は思いのある言葉で

私達身内は現実として
受け止めなくてはいけない事実だと思いました

受け止めなくてはいけない現実と
生活していかなくてはいけない毎日を

ただがむしゃらに私は過ごしていました

そんな時に突然
離婚した元旦那からの電話

「悪いんだけど借金が膨らみ
どうにもならなく
自己破産をしようと思っている」と

私はその時に
元旦那の住んでいるマンション

私達が数年前まで一緒に住んでいたマンション

そのマンションは共有名義になっていまして
ローンを組む時に私は
元旦那の連帯保証人にもなっていたので

まだ残っている住宅ローンの残金
3000万円近くの借金が私にきてしまう

今でさえ昼、夜働いて

2人の娘の学費を払い
やっと生活しているのに

言葉がなく
先が真っ暗になりました

何故・・離婚したのに?

元旦那の借金の為に
私までまきぞいにならなくてはいけないのか

納得がいかないし
娘達の事を考えると
先の事が不安で押しつぶされそうで

こんな事は誰にも相談できない

私は1人で悩みました

それでも

連帯保証人になっている以上

私にはそれを回避する方法はなかったのです


 

つづく


人気ブログランキングへ